・目標へのアプローチ
自己分析の方法はいろいろありますが、まず(他人を意識するか自分を貫くか)×(抽象的か具体的か)の4通りに分類するのが簡単だと思います。
次の4つのうち、自分はどのタイプの生き方が好きですか?
- 人の輪優先型(他人・抽象的):他人を支えることが好きです。他人の気持ちに敏感で、仕事よりも人間関係を優先します。
反面、決断力に乏しく、Noと言うのが下手で、付き合いのためには平気でルールを破り、他人から意地悪をされると簡単に潰れてしまいます。
- ステイタス優先型(他人・具体的):困難に打ち勝ち、勝利することが好きです。客観性、社会性に優れ、決断力があります。社交性もあり積極的なので、場を仕切るのも上手です。
反面、他人との勝ち負けにこだわったり、権威に弱く目下に支配的だったり、安易に長いものに巻かれたりして不評を買いやすいという欠点もあります。
- 理論優先型(自分・具体的):物事の分析や計画を立てるのが好きです。約束は必ず守り、客観性に優れ、誰とでも公平に接し、豊富なデータさえあれば、自分で正しい答えを導き出せます。
反面、急激な変化や混乱に弱く、自分が冷静なぶん相手の感情に疎いので、相手の嫌がることを平気で口にして怒られることもあります。
- 向上心優先型(自分・抽象的):自分に対してひたすら高性能、高出力を要求し、それを成し遂げるのが好きです。「自分のやり方」を重視し、妥協を不快に思います。
変化や混乱に強い反面、計画性はあまりありません。自分の正義や信条のために他人に迷惑をかけたり、ルールを破ったりすることもしばしばです。
どれか決まりましたか?人によっては2つのタイプの境界上に位置するかもしれません。
どうしても決まらないようでしたら、4つのうち「この人とはつきあいたくない」という生き方を選んでください。おそらく、あなたはその対極に位置します。
重要なのは、「どれが得意か」ではなく「どれが好きか」で決めることです。
どんな生き方をするにせよ、あなたはこれからたくさんの事を覚え、いろんな技術を身につけていかなくてはなりません。
自分では一生懸命やったつもりでも、理不尽な仕打ちを受けたり、自分の不甲斐なさに泣きたくなることもあるでしょう。
だからこそ、「辛くても、好きだから続けられる」ために、自分の好きな生き方を選んでほしいのです。
自分のタイプが見えてきたら、次は目標へのアプローチの方法を決めていきます。
あなたがどんな分野に進むのか、私には分かりませんが、
自分のタイプを知っていると、アプローチの方法も決めやすいと思います。
例えば、「同人誌を作りたい」という目標があるとします。
- 人の輪優先型は、メインを張るより、単純作業を手伝ったり買い出しをしたりといったサポート役を担当したほうが、ワイワイガヤガヤとした楽しい同人誌作りになると思います。
ネタ出しを要求されたときは、思い切ってウケを狙いましょう。みんなが笑ってくれれば、それであなたも嬉しくなると思います。
- ステイタス優先型は、流行のジャンル、流行の絵柄で「売れる」同人誌を作っていきます。
売り上げがどこまで伸びるかは、ほとんどあなたの手にかかっています。
- 理論優先型は、予算管理やスケジュール調整で能力を発揮します(進行はたいてい遅れがちになるので、余裕を持ってスケジュールを組みましょう)。
ジャンルに対する深い考察や分析を文章として載せるのも、ウケるかもしれません。
- 向上心優先型は、莫大な労量や独特のセンスでトンガった作品を作り出します。
作っている途中で改善点を思いついて全体をやり直す、ということを繰り返すうちに〆切を過ぎてしまうのはたいていあなたの仕業なので、気をつけましょう。
このように、同じ目標を持っていても、タイプによってアプローチは違ってくるのです。
次は、実際に行動に移すまでを詳しく見ていきます。
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